『伊能忠敬研究』  第35号  目次一覧 
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 ■凡 例  [ジャンル]  ●=日記   ■=史料・資料   ◎=伊能忠敬   ○=周囲の人物   △=史跡めぐり
       [表  題] 《 》=誤記の訂正  例:伊能図探究 第一〇号 伊能図見て歩き(三)《(四)正当》
             〔 〕=内容の注記  例:伊能家文書紹介 十一 その二 枇榔嶋〔日向国臼杵郡〕
 
号数 ジャンル 番号 表 題 著者 号-頁 発行日
35号 表紙 1 表紙 伊能忠敬研究 二〇〇四年 第三五号 史料と伊能図 伊能忠敬研究会 35--1 20040130
2 表紙図解説 米国議会図書館蔵 伊能大図一八七号の部分「福岡」付近 渡辺 35-0
3 目次
35-0
最新情報 4 「アメリカ伊能大図展」開幕と記念誌の出版-フランスのペイレ中図も迎えて- 渡辺 一郎 35-1
  アメリカ伊能大図展の会期・開催地予定 35-3
5 平成地図御用所から 編集部 35-4
  昨年の春、東京は世田谷区松原に「平成地図御用所」の看板が掛けられた。ご承知のアメリカ大図〔一七五点〕着色制作の現場になった
  今度の地図色彩では選択された紙質により、従来の顔料ではなく色合い重視から水彩絵具が採用された
  (編集部)
  「伊能大図」の復元を指導した洋画家 伊能洋(いのうひろし)さん 69 (読売新聞) 35-4
  「平成地図御用所」一同・東京国立博物館平成館にて
35-5
    右から 浅井和春、岡村茂、大野和俊
    中央後ろ 浅井ふみ  前 伊能洋
    上羽博子、伊東弥穂、浅井京子、伊能陽子のみなさん
  日本画の雛たちと猫の手 浅井 京子 35-5
  充実した着彩作業 浅井 ふみ 35-6
  歴史的な作業に感謝 大野 和俊 35-6
  時間と空間を越えた不思議な心地 伊東 弥穂 35-6
  海色の美しさと気になった地名 上羽 博子 35-7
  改めてまとめた大図を見てみたい 岡村 茂 35-7
  (写真・伊能 洋氏)
35-7
6 忠敬の「年賀状」 娘の妙薫宛て 藤岡 健夫 35-8
  書初の狂歌 七十歳ハ古来稀(マレ)な里と東坡(とうば)の詩にもあれハ 古来にも稀(マレ)なる春に値賀(チカ)の浦 八十嶋かけて壱岐の松原 東河老父 正月二日〔文化十年。1813.02.02〕 妙薫御坊
  (ふじおか たけお・伊能家縁戚) 35-9
◎柏木家資料 7 柏木乙右衛門家先祖「無覚」とは 佐久間 達夫 35-16
  柏木久兵衛の先祖は、無覚〔伊能昌雄〕の三男である
  資料1 伊能家・柏木家先祖書
  資料2 柏木久兵衛・柏木乙右衛門家略家系図 35-18
  資料3 伊能家・柏木家年譜(註、年齢はかぞえ年)
  資料4 寛政6年以前佐原村新宿絵図
  柏木乙右衛門幸七夫妻の墓石・佐原市観福寺 35-19
エッセー 8 続ハルビンにて「師兼留学生」の記 岩城 元 35-10
  三度目の氷点下の冬
  新型肺炎で株を上げる
  「西北新大学寸劇事件」余波 35-11
  学生たちに尊敬(?)されて… 35-13
  (いわき はじむ) 35-15
お知らせ 9 環境を地図で見る、地図で考える、地図で伝える…野々村さんの講演
35-15
10 第四回「伊能ウオーク・番外編」は塩の道に
35-15
◎芳名録より 11 芳名録より-佐原伊能家を訪れた人々- 伊能 陽子 35-20
  島田 三郎(しまだ さぶろう)
  芦田 均(あしだ ひとし) 昭和二十一年師走
  福田 安正(ふくしま やすまさ) 大正丁巳〔六年〕三月〔ドイツベルリンから、単騎シベリア横断して帰国〕
  お便り 伊能忠敬と明治の海軍軍人 小林 清 35-21

12 間(はざま)さんの「出土した餅焼き網」その後 編集部 35-21
  前号の羽間平安氏談話に関して姉の濱本さん〔羽間平三郎氏長女〕からの情報
訂正 13 訂正 第34号64頁 出土した餅焼き網 編集部 35-21
◎旌門金鏡類録 14 伊能古文書教室 佐原伊能家史料を読む 『旌門金鏡類録』(二) 小島 一仁 35-22
  佐原村は、江戸時代初期、慶長一三年(一六〇八)から約一三〇年間、天文方・興津家・近藤家等の旗本の相給知行地であったが、元文五年(一七三七)から、一時、幕府直轄地となり、安永五年六月にまた旗本知行地にもどった。しかし、今度は相給ではなく、佐原村全体が津田家の知行地になったのである
  安永七年六月十五日〔1778.07.09〕に、津田家と代官所の双方から役人が佐原村に下向して「御引渡し」の事務手続きが行われた
  この引き渡しがあったとき、長百姓の一人である三郎右衛門、即ち忠敬は、妻をつれて、奥州松島に観光旅行に出かけていて留守であった。そのため、聟養子の盛右衛門が忠敬の代理をつとめたのである
  ここに長百姓として七人の名があげられているが、四人は伊能姓であり、三人は永沢姓である 35-23
  「御救金」と「御勝手御入用金」
研究ノート 15 外国の文献のなかの忠敬先生 秋間 実 35-27
  ドイツとインドの記事を紹介
  一 〔ドイツ〕関孝和と並び称されて
  二 〔インド〕ニュートンらとも並び称されて 35-30
  (あきま みのる・東京都立大学名誉教授) 35-31


号数 ジャンル 番号 表 題 著者 号-頁 発行日
35号 研究ノート 16 伊能忠敬と菅茶山の会談について 菅波 寛 35-32 20040130
  菅茶山詩・七言律詩『伊能先生奉命測量諸道行次見問賦贈』(伊能先生命を奉り諸道を測量行次いで見(まみ)え問(と)い賦(ふ)して贈る) 作詩年代、文化六年・茶山六十三歳 35-33
  (すがなみ ひろし・郷土史家、福山市)
●加賀藩測量〔享和03癸亥年第四次測量(1803)〕 17 「加賀藩測量二百年」の年を終えて 石川支部だより 河崎 倫代 35-34
  一、四月十六日、「伊能忠敬・加賀藩測量二百年展」開催
  二、八月二十六日、中島町で講演会開催 35-35
  三、八月二十八日、渡辺代表、那谷寺の伊能小図を調査 35-36
  四、十月二十五日、笠師保小学校で学芸会(中島町は「演劇の町」)
    忠敬を演じるのは、五年生の瀧腰さん。女子生徒です 35-37
    今年十月に中島町が合併して七尾市となるのに先立って、この四月からは、笠師保小学校も他の四校と統合して中島小学校となるということです。笠師保小学校最後の学芸会だったわけです 35-38
  五、新湊市博物館で「伊能忠敬がやって来た」展開催 35-39
  六、悲しい知らせ 富山県入善町竹内慎一郎さん九十七歳で逝去 著書は『地図の記憶 伊能忠敬・越中測量記』(桂書房)
  七、最後に
    『学習まんが伊能忠敬』の作者神谷一郎氏に感謝申し上げます
  ホームページURL 35-40
  (かわさき みちよ・金沢東高等学校、石川支部長)
研究ノート 18 忠敬の持病と妙薫の卵 杉浦 守邦 35-41
  『医譚復刊八十号(二〇〇三・一二)・忠敬の死因』より転載 35-45
  忠敬が持病の痰に用いた治療法は玉子酒(玉子湯)。鶏卵を酒にいれ、砂糖を足してかき混ぜ暖めて飲む
  卵の値段は江戸では十六文。佐原では十一、二文だろう。五、六十ばかりも、飛脚便で送ってくれ
  忠敬は慢性気管支炎だった 35-49
  (すぎうら もりくに・山形大学名誉教授、医学博士、大津市在住、新入会員)
  編集部注 杉浦守邦著『カルテ拝見 文人の死因』東山書房(京都市)2002年5月 編集部 35-49
トピックス 19 伊能忠敬研究会主催「江戸開府四〇〇年記念講演会」開催
35-19
20 さわらへござれ 夏祭り・7月 秋祭り・10月 「佐原の山車行事」 重要無形民俗文化財指定を答申
35-26
◎忠敬墓碑銘 21 これぞ忠敬の墓碑銘拓本 植田 浩一 35-26
  私の関心は碑文の字体についてでした〔例えば、明解齢盡越は現行の字体と違う〕。これらの字体が現用の機械に普通にあるとは思えません(私は活字メディアに多年在籍しておりました)
トピックス 22 新春の注連縄(しめなわ) 大友 正道 35-26
△記念碑の話題 23 「勇払(八王子)千人同心」像-苫小牧市市民会館前庭 会員の堀江敏夫さんが市の担当者
35-31
○間宮林蔵 24 「林蔵祭」茨城県伊奈町〔現つくばみらい市〕で盛大に開催 大谷 恒彦 35-40
  一同に《一堂に 正当》会した間宮林蔵の子孫の方々・伊奈町
トピックス 25 伊能忠敬新たな実像 測量図の出版意図示す書簡 揺らぐ「幕府の秘図」説 (日本経済新聞) 35-58
26 フランスのペイレご夫妻が来日 (朝日新聞京都版) 35-59
27 伊能忠敬記念館収蔵品展示から 伊能忠敬記念館 35-61
●干支に因んだ地名 28 申(猿)に因んだ地名 平成16年 東村山市栄町 齋藤 仁 35-63
■伊能忠誨日記 29 伊能忠誨(いのうただのり)日記(四)〔1821.11.11~1822.01.22(文政04.10.17~文政04.12.30)〕 佐久間 達夫 35-50
  注釈〔人物〕 35-55
  伊能忠誨が幕府より拝領した町屋敷(江戸日本橋箔屋(はくや)町) 35-57
お知らせ 30 「なにわの天文学展」 長崎・シーボルト記念館
35-57
九州支部だより 31 『長崎市立博物館に「伊能図」を見に行く』の記 野田 茂生 35-60
  (のだ しげお・福岡県大野城市)
忠敬談話室だより 32 忠敬談話室だより
35-62
お知らせ 33 伊能忠敬未公刊書状集の発刊予定
35-64
奥付 34 研究会案内・投稿規定・HP・編集後記(F) (F) 35-65
35 2004年1月30日発行  伊能忠敬研究会 編集発行人
  渡辺 一郎
35-65
36 裏表紙(英文目次)
35-66