―「大日本沿海輿地全図」幕府上呈200年記念集会 ―

「伊能図」の現代的価値を考える


この企画は、日本地図学会主催・伊能忠敬研究会共催による伊能図完成200年記念集会です。


 伊能図の作成は、我が国が近代化を成し遂げることに欠かすことができない基盤となる日本地図の「礎」となった偉業です。世界的にも国土の精密な実測に基づいた伊能図の価値は計り知れないと言えます。

 伊能忠敬等は1800年より17年間をかけ、10度に渡る全国の測量により全国を実測しました。その結果を測量終了後に3年間をかけ、彼の死後も弟子たちが引き継ぎ、3種類の縮尺の異なる日本地図を完成させ、文政4年7月10日(1821年8月7日)に幕府に上呈しました。今年は、伊能図が完成し、幕府に上呈してから200年になります。

 今回、「伊能図の幕府上呈」から200年を記念し、上呈の日7月10日に合せて伊能図の全容、価値、作成の意義を明らかにする集会を開催します。
 まさに現代に通じる「伊能図」の偉業を讃える会にしたいと考えています。多くの皆さんの参加をお願いします。



日 時:2021年7月10日(土) 午後1時30分より午後3時(1時間30分)
実施方法:リモート講演会としてWebinerで配信します。(無料)
詳 細:https://www.academyhills.com/seminar/detail/20210710.htmll
    (Webページからお申し込みください。)
講 演: 鈴木 純子(元国立国会図書館、日本地図学会名誉会員、伊能忠敬研究会特別顧問) 
     星埜 由尚(元国土地理院長、元日本地図学会会長、伊能忠敬研究会特別顧問)
司会・進行:太田 弘(日本地図学会常任委員)

→ ポスター(PDF)


主 催:日本地図学会 地図史料・地図アーカイブ専門部会
共 催:伊能忠敬研究会
協 力:アカデミーヒルズ
後 援:日本地図センター、東京地学協会、日本測量協会 等(申請中)