地図とアートの境界 ― 伊能図とパノラマ風景画の200年 ―
千葉県香取市佐原の伊能忠敬記念館では「地図とアートの境界-伊能図とパノラマ風景画の200年」をテーマに特別展が始まりました。今回展示されている国宝は5点です。
伊能図の絵画的表現の一つとして鳥瞰図的な表現があります。これは明治以降の地図からは消えていったものの、五雲亭貞秀、吉田初三郎、松井天山などの絵師たちの鳥瞰図やパノラマ図に受け継がれていきました。伊能図から幕末・明治・大正時代の鳥瞰図へと続く、風景画のもうひとつの歴史を紹介しています。展示の概要は展示品リストをご覧下さい。
なお、京都府立総合資料館ホームページのデジタル展覧会「京の鳥瞰図絵師 吉田初三郎」に、展示品の「京都名所大鳥瞰図」をはじめとして、鳥瞰図22点を見ることが出来ます。
(佐原本川岸T生)
展示品リスト(PDF)
パンフレット
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