九州国立博物館 伊能忠敬没後200年記念特別展 平成30年10月30日(火)~12月23日(日)


平戸松浦家伝来の伊能図


2018年は伊能忠敬(1745-1818)没後200年にあたることから、忠敬の功績を記念して、平戸藩主・松浦家に伝来した伊能図を展示するとともに、平戸藩旧蔵の資料から、平戸藩主と忠敬たちとの交流の様相も紹介する。

 伊能忠敬は第8次測量で、平戸藩領を測量した。
 忠敬は生前に松浦家34代 静山・35代 熈と、ひそかに平戸藩領の実測地図を製作し渡す約束を交わしていたが、完成する前に忠敬は没してしまい、その後、実測地図を忠敬の弟子である保木敬蔵が製作し、高橋景保より松浦家に納入された。
 今回の展示では、平戸藩領の内、平戸島及びその周辺が描かれた大図や九州全体の小図も展示される。

パンフレット(PDF)