【令和3年3月23月~】

伊能忠敬記念館 第102回収蔵品展

 
 千葉県香取市佐原の伊能忠敬記念館では3月23日から第102回収蔵品展が始まりました。但し新型コロナ感染状況の変化にともない、入館条件に変動があり得ますので、記念館のHPで確認して下さい。
 今回の展示では文化元年上呈伊能図の控図から、第四次測量の成果である能登半島から富山県を経て新潟県西部を描いた大図が4鋪展示されています。展示の概要は展示品リストをご覧下さい。 
                                     (佐原 本川岸 T生)
展示品リスト(PDF) 
下の『日本沿海輿地図 中部・近畿』(東京国立博物館)の28~31の赤枠が展示中の大図の範囲です。
 東京国立博物館の総合文化展(常設展)の本館1階15室(歴史の記録)では、重文の日本沿海輿地図(中図)や九州沿海図(大図)などの伊能図が順次展示されています。4月11日(日)までは『日本沿海輿地図 中部・近畿』と、重文の『五海道分間延絵図』から甲州道中分間延絵図(内藤新宿~)が展示されています。