【令和3年11月16日(火)~令和4年1月16日(日)】
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伊能忠敬記念館 第106回収蔵品展
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千葉県香取市佐原の伊能忠敬記念館では11月16日から第106回収蔵品展が始まりました。但し、新型コロナ感染状況の変化にともない、入館条件が変動していますので、記念館のHPの「利用案内」で確認して下さい。
特に平日で、学校団体の予約がある場合は、9時から10時30分までは入館できません。
今回の展示では文化元年上呈伊能図の控図から、東京湾岸、相模湾岸、伊豆半島、駿河湾岸を描いた大図4鋪が展示されています。また忠敬が全国測量以前に黒江町旧宅から浅草暦局を実測した有名な地図も展示されています。展示の概要は展示品リストをご覧下さい。
(佐原 本川岸 T生)
展示品リスト(PDF)
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「初図 自江戸歴尾州赴北国到奥州沿海図第一、自江戸至奥州沿海図第一、奥州街道図第一、越後街道図第一」が修復を終えて公開されました。
第一次から第四次測量までの成果で、江戸を中心とする東京湾周辺を描いた初図は、人気が高く頻繁に供覧されてきたのであろう。平成29年に展示されたときには、他の大図に較べ退色がひどく、愕然とした記憶がある。
伊能忠敬記念館HPによると、平成31年度の保存修理事業により、膠による剥落止め、汚れ・しみ・付着物の部分的除去、作図当初の裏打ち以外の裏打紙の除去、欠損部補紙、新規裏打ち、折れ伏せなどの修理が行われ、本紙の北を上にした掛幅装に仕立てられた。平成29年の時点では西を上に軸装されていたため、首を横に傾けて見たものである
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