【令和4年9月13日(火)~11月13日(日)】

伊能忠敬記念館 令和4年度企画展
「渾天地球の妙を描くー伊能忠敬の学びと挑戦ー」

 
 千葉県香取市佐原の伊能忠敬記念館では企画展「渾天地球の妙を描く - 伊能忠敬の学びと挑戦 - 」が始まりました。
 渡辺慎(尾形敬助、顕次郎など)は『量地伝習録』において忠敬を測天と量地を兼ね用いる量地学の開祖と位置づけました。 今回の展示では、忠敬が測天量地を極めるに至るまでの学びの軌跡を丹念に追跡しています。在方町上層民の学芸の様相を示す展示品から『ラランデ暦書管見』に至るまで、記念館の収蔵品の幅の広さは驚くばかりです。
 完成品としての伊能図や測量機器に較べて、注目されにくい分野に光を当てる好企画です。
 展示の概要は展示品リストをご覧下さい。         (佐原 本川岸 T生)
展示品リスト(PDF)