【令和5年5月16(火)~令和5年7月10(日)】

伊能忠敬記念館 第114回収蔵品展

 
 千葉県香取市佐原の伊能忠敬記念館では第114回収蔵品展が始まりました。今回の展示では、大図は前回収蔵品展の続きで岩手県の太平洋岸北部から青森県南東部までの3鋪が展示されています。また記念館の国宝の文書・記録類や典籍類から、伊能忠敬・忠誨に至る天文暦学の歩みを紹介しています。
 なお、本年度の特別展の概要が公表されました。展示タイトルは「描かれた日本-伊能図消失100年目の再会-」、会期は9月13日~11月12日、概要は「伊能図が失われてから今年で100年。新たに発見された伊能小図をはじめとしたさまざまな地図・絵図を紹介します。」とのことです。もしかしてゼンリン小図(会報95号参照)が公開されるのでしょうか。
 展示の概要は展示品リストをご覧下さい。なお、掲載した画像には天井の照明や撮影者の影が映り込む事もありますがご寛恕願います。
                                     (佐原 本川岸 T生)
展示品リスト(PDF) 
 国宝 文書・記録類482 『赤道南恒星図』 伊能忠敬記念館所蔵  無断流用禁止