伊能忠敬記念館 特別展 伊能忠敬生誕280周年記念

「友トシテ善シ -忠敬と清淵-」

令和8年1月18日(日)まで

千葉県香取市佐原の伊能忠敬記念館では特別展が始まった。展示は次の4章で構成されている。

・第1章 佐原と津宮の知識人 … このコーナーでは、寛政五年に忠敬と清淵が関西に旅行した際に、清淵が旅先で寺社の文物について詳細に記録した「細見記」と、漢文で纏めた旅行記「西遊日記」が注目される。

・第2章 全国測量を支えた清淵 … 久保木家に残されていた彎窠羅鍼、烏口、紙製分度器などが興味深い。特に間縄の実物が残っていることに驚いた。材質は何であろうか。

・第3章 清淵の揮毫 … 漢詩を記した屏風や遺愛の硯、印判など賀展示されている。

・第4章 清淵と学問 … 忠敬が序文を寄せた清淵の代表作『補訂鄭註孝経』が展示されている。今年の1月に刊行された橋本秀美『孝経』(岩波新書)の185頁に江戸時代の『孝経』研究としてページを割いている。忠敬からの土産物のコーナーも第5次測量の土産の「芸州厳島図」や間宮林蔵の『東韃紀行』が展示されており面白い。

展示の概要は展示品リストをご覧下さい

(佐原 本川岸 T生)